そのままでいいんだよ。自分が主役さ、〇ごと愛せ!

- とびっきりの人生を歩める気付き -

母の命日

21年前の今日、44歳だった母が、ガンでこの世を去った。

当時20歳の僕は母が、ガンに侵されており

いつまで生きられるか、わからない事実が信じられず

この人生を呪った。

 

『なんで、僕の母がこんなことに?』

『まだ、44歳だぞ!普通は80歳以上生きるだろ!』

『ありえない・・・』

『嘘であってくれ!』

 

と思い、素直に母のガンを受け入れられないでいた。

その後、ガンと知ってから半年も経たないうちに

母は亡くなりました。 

 

葬儀の後になって、少し落ち着いたのか

ふと感じたことがあった。

それは

「母がガンの苦しみから解放されて良かった」

気持ちと

「もう、二度と会えなくなって悲しい」

 気持ちが混ざり合っていて、苦しかった。

 

お母さんと

『もっと、親孝行したかったな』

『温泉旅行して、ほっこりしたかったな』

『もっと、色々な話をしたかったな』

『もっと、笑顔を見たかったな』

 

 と感じていました。

 

それから21年間が過ぎて、今では

この世では、もう会えないけど、魂では

深くつながっているのを感じられているよ。

だから、いつでもできるんだね。

親孝行も、笑顔を見ることも、お話をすることも。

 

だからさ 

今までたくさん受け取っていた、お母さんからの愛情

(優しさ、あたたかさ、安心感、信頼する力)を

愛する妻、家族、そして周りの人達に出し惜しみせず

渡していくね。

 

『ありがとう、お母さん』 

 

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